理事長および副理事長の変更について

2024年10月1日

お知らせ

一般社団法人日本車いすラグビー連盟(所在地:東京都港区、以下JWRF)では、9 月21 日に2024年度第3 回理事会を開催いたしました。同会にて、理事長および副理事長の変更について承認されましたのでお知らせをさせていただきます。

《2024 年9 月30 日をもって退任》
理事長 髙島 宏平 氏
副理事長 中竹 竜二 氏
※尚、両名とも理事として在籍いたします

《2024 年10 月1 日より就任》
理事長 山野 智久 氏
副理事長 廣瀬 俊朗 氏

髙島理事長、中竹副理事長が築き上げた団体の強固な基盤をもとに、今後は、山野新理事長、廣瀬新副理事長が更に発展させるよう尽力してまいります。今後もみなさま一人ひとりのご協力なしには発展できませんので、引き続きお力添えいただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

 

◇髙島 宏平 前理事長からのコメント

この度、9 月30 日をもって理事長を退任させて頂く運びとなりました。この6 年間を顧みますと、コロナ禍・東京パラリンピックと大きな変化のあった時期でした。一筋縄ではいかない状況に多数巡り合う中で、みなさまには絶大なご支援とご協力をいただき、パリ2024 パラリンピック金メダル獲得のご報告と併せて退任のご挨拶をさせていただけることを大変嬉しく思っております。

今後は、集客・企画に強い山野智久氏が理事長、健常者と障がい者のラグビーを繋ぐ廣瀬俊朗氏が副理事長、そして今年度よりメディアへの発信力のある有働由美子氏も理事として加わり、大山加奈氏、原田麻紀子氏、田村学氏と共に、今まで以上に車いすラグビーが発展していくことが期待できる布陣となっております。

金メダル獲得をスタートとして、障がいのある人もない人も分け隔てなく感動を共有できるビッグムーブメントを作っていきますので、ぜひ今後もみなさまとご一緒できますと幸いです。

 

◇中竹 竜二 前副理事長からのコメント

この度、副理事長を退任させていただく運びとなりました。

大会、遠征、合宿、日々のトレーニングのみならず、協賛、協力、企画支援、応援など様々な形での多大なサポートには、心より感謝申し上げます。パリ2024 パラリンピックでは、悲願の金メダルを獲得することができ、一緒になって喜びを分かち合えたことを誇りに思います。

分断社会と叫ばれるこの時代、車いすラグビーという競技には、個や組織の「融合」を促進する使命があると信じています。その使命の担い手が、日本車いすラグビー連盟です。

金メダルを取ったことで、追いかけるチームから、世界中から追われるチームになりました。大きなプレッシャーの中で、今後も、コート内外において、世界一を取り続ける常勝の組織を目指して、新しい理事体制が組まれます。理事長の山野智久氏、副理事長の廣瀬俊朗氏、有働由美子氏、大山加奈氏、原田麻紀子氏、田村学氏は、すでにチーム一丸となっており、新たな時代を築いていくことを誰よりも楽しみにしております。引き続き、みなさまのご支援、よろしくお願いします。

 

◇山野 智久 新理事長プロフィール

アソビュー株式会社 代表取締役執行役員CEO

2011 年アソビュー(株)創業。レジャー×DX をテーマに、遊びの予約サイト「アソビュー!」、観光・レジャー・文化施設向けバーティカルSaaS「ウラカタシリーズ」を展開。観光庁アドバイザリーボード、経済同友会観光再生戦略委員会副委員長。著書「弱者の戦術」(ダイヤモンド社)

◇山野 智久 新理事長からのコメント

この度、髙島氏よりバトンを引き継ぎ、理事長を拝命しました山野です。

私が創業したアソビューという会社は、体験イベントの企画や集客のノウハウを持つ会社です。そこでの経営経験を活かして、高島氏の志であった「車いすラグビーをもっと沢山の方に観に来ていただくこと。そして障がい者と健常者が垣根なくプレーに熱狂する未来を作ること」を推進すべく新体制一同で尽力していきます。

また、先のパリ2024 パラリンピックでは、日本中からの沢山の応援が、選手達の背中を力強く、確実に押してくれたことで金メダルに繋がりました。これはひとえに、普段から支えてくださっている皆さんの存在があってのことです。本当にありがとうございました!次のロス、そしてブリスベンでも最高の結果を得られるよう、皆さんと当連盟との連携強化にも尽力していく所存です。これからどうぞよろしくお願いします。

 

◇廣瀬 俊朗 新副理事長プロフィール

株式会社HiRAKU 代表取締役

1981 年生まれ、大阪府吹田市出身。5 歳からラグビーを始め、大阪府立北野高校、慶應義塾大学、東芝ブレイブルーパスでプレー。東芝ではキャプテンとして日本一を達成した。2007 年日本代表選手に選出され、2012 年から2 年間はキャプテンを務めた。現役引退後、MBA を取得。ラグビーW 杯2019 では国歌・アンセムを歌い各国の選手とファンをおもてなしする「ScrumUnison」や、ドラマ「ノーサイド・ゲーム」への出演など、幅広い活動で大会を盛り上げた。

同2019年、株式会社HiRAKU設立。

現在の活動範囲はラグビーの枠を超え、チームビルディング・リーダーシップ論の発信や、スポーツの普及・教育・食・健康・国内外の地域との共創に重点をおいた多岐にわたるプロジェクトにも取り組み、全ての人にひらけた学びや挑戦を支援する場づくりを目指している。

2023年2月、神奈川県鎌倉市に発酵食品を取り入れたカフェ『CAFE STAND BLOSSOM~KAMAKURA~』をオープン。

著書 『相談される力 誰もに居場所をつくる55 の考え』(光文社)他

HP https://hiraku-japan.com/

◇廣瀬 俊朗 新副理事長からのコメント

この度、副理事長に就任することになりました廣瀬俊朗です。まずは、車いすラグビーを応援していただいているファン・パートナー・関係者のみなさま、本当にありがとうございます。みなさまのサポートのおかげでひとつの大きな目標であったパリ2024 パラリンピックで金メダルを取ることができました。ここから車いすラグビー連盟として、より一層の努力を重ね、車いすラグビーの更なる発展やソーシャルインパクトを出していくべく活動して参ります。

9月14日のラグビー日本代表の試合会場では、集まったファンのみなさまの前で、車いすラグビー日本代表の池キャプテンから金メダル獲得の報告をする場が実現でき、さまざまなラグビーが繋がっていくことの素晴らしさを象徴するシーンになりました。今後も積極的にコラボレーションや共創を考えながら、みなさまと一緒に車いすラグビーをはじめ、スポーツの輪を広げるような活動をしていきたいと考えています。よろしくお願いします!!