三阪洋行氏(元 車いすラグビー日本代表)の日本パラリンピック委員会 委員長就任に関して

2025年9月19日

お知らせ

日本パラリンピック委員会より発表がありました通り、日本パラリンピック委員会 新委員長に、元 車いすラグビー日本代表、クラブチームTOHOKU STORMERS所属選手の三阪 洋行氏が選出され、10月1日付で就任することが決定いたしました。
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このたびは、日本パラリンピック委員会 委員長に選出されましたこと、心よりお祝い申し上げます。

三阪洋行氏におかれましては、車いすラグビー日本代表として長年にわたり第一線でご活躍されました。2004年のアテネパラリンピック大会に車いすラグビー日本代表に初選出。その後、2008年北京大会、2012年ロンドン大会と3大会連続での出場。2016年リオデジャネイロ大会では、アシスタントコーチとして、車いすラグビー日本代表チームを支え、初となる銅メダル獲得に貢献。

国際舞台で大きな功績を残しつつ、国内では、2017年に車いすラグビークラブチームTOHOKU STORMERS(活動地:福島)を立ち上げ、東北に車いすラグビーの文化を根付かせ、元気にしていくことを目的に活動を続けています。
車いすラグビー選手として活躍する傍ら、指導者として後進の育成に尽力されるとともに、普及・啓発活動を通じて車いすラグビーのみならず、パラスポーツ全体の魅力を社会に伝え、活動は国内のみならず、アジア圏にも広がっております。
その真摯な歩みと豊かなご経験が、今後の日本パラリンピック委員会の発展に大きな力となると信じております。

また、日本のパラリンピック・ムーブメントがさらなる飛躍を遂げ、国際的な視野をもって世界と共に歩みながら、誰もが尊重され共に生きる共生社会の実現へとつながる大きな一歩であると確信しております。

我々、日本車いすラグビー連盟といたしましても、三阪洋行氏の新たなリーダーシップのもと、日本のパラスポーツの発展とその理念の具現化に向け、今後とも連携と協力を惜しまず取り組んでまいる所存です。

末筆ながら、ますますのご健勝と、日本パラリンピック委員会のさらなるご発展を心よりお祈り申し上げます。

敬具

2025年9月19日
日本車いすラグビー連盟
理事長 山野 智久
副理事長 廣瀬 俊朗