AOC大会最終結果及びベストプレーヤー賞のお知らせ

「三井不動産 2023 ワールド車いすラグビー アジア・オセアニア チャンピオンシップ」は7月2日、東京体育館での決勝日を持って閉幕し、2024パリ・パラリンピックへのアジア・オセアニア地区からの出場1枠をかけた戦いは、日本代表優勝という結果で幕を閉じました。

2024パリ・パラリンピック出場決定は、パラリンピック団体競技では車いすラグビー日本代表が、日本第1号となります。

大会結果

優勝 日本
準優勝 オーストラリア
3位 ニュージーランド
4位 韓国

最終リザルト

Day1 2023/6/29
Game1 ニュージーランド 40 vs 51 日本
Game2 オーストラリア 71 vs 23 韓国
Game3 日本 53 vs 46 オーストラリア
Game4 韓国 34 vs 64 ニュージーランド
Day2 2023/6/30
Game5 日本 70 vs 18 韓国
Game6 ニュージーランド 40 vs 49 オーストラリア
Game7※ 韓国 0 vs 1 ニュージーランド
Game8 オーストラリア 52 vs 57 日本
Day3 2023/7/1
Game9 日本 49 vs 40 ニュージーランド
Game10※ オーストラリア 1 vs 0 韓国
Game11※ 韓国 0 vs 1 日本
Game12 ニュージーランド 42 vs 46 オーストラリア
Day4 2023/7/2
Game13(Bronze Medal) ニュージーランド 53 vs 31 韓国
Game14(Gold Medal) 日本 55 vs 44 オーストラリア

※Game7,Game10,Game11は、韓国代表の棄権のためエキシビションゲームとして実施したため、公式記録上の得点は1対0の結果となります。

GP TF TA TD PTS
オーストラリア 6 4 2 265 215 50 8
日本 6 6 0 281 196 85 12
韓国 6 0 6 75 208 -133 0
ニュージーランド 6 2 4 227 229 -2 4

個人賞

MVP
class 3.0 池 透暢 日本代表
ベストプレーヤー賞
class 0.5 James McQuillan オーストラリア代表
class 1.0 小川 仁士 日本代表
class 1.5 乗松 聖矢 日本代表
class 2.0 Andrew Edmondson オーストラリア代表
class 2.5 Cameron Leslie ニュージーランド代表
class 3.0 池崎 大輔 日本代表
class 3.5 橋本 勝也 日本代表

たくさんの応援を本当にありがとうございました。

ケビン・オアー 日本代表ヘッドコーチの退任 及び 新ヘッドコーチ就任についてのお知らせ

この度、一般社団法人日本車いすラグビー連盟(所在地:東京都港区、理事長:髙島 宏平、以下、JWRF)より、ケビン・オアー日本代表ヘッドコーチの退任が決定いたしましたことをお知らせいたします。
なお、後任の日本代表ヘッドコーチには、岸 光太郎氏が就任することをあわせてお知らせいたします。

2017年より、車いすラグビー日本代表ヘッドコーチとして、指揮をお願いして参りましたケビン・オアー氏について、6月29日(木)〜7月2日(日)に、東京体育館で行われる「三井不動産 2023 ワールド車いすラグビー アジア・オセアニア チャンピオンシップ」(以下、AOC大会)をもちまして、退任することが決定いたしましたことをお知らせいたします。

ケビンヘッドコーチが2017年に就任し、その新たな環境の中、臨んだ2018年IWRF世界選手権では初の決勝進出。そして、決勝戦では、オーストラリアに62-61で勝利し、世界選手権初優勝を果たすことができました。以降も、戦術や練習方法を徹底的に選手たちへ教え、悲願でもあるパラリンピックでの金メダル獲得という大きな目標に向かって、チームの団結力も作り出していただくことができました。
忘れもしない、東京2020パラリンピックでは、負けなしで進んだ準決勝で、強豪国のイギリス代表に49-55で惜敗。選手たちの涙と共に、ケビンヘッドコーチも共に涙し、悔しい思いを分かち合いました。しかし、その夜のミーティングで、気持ちを切り替えることの大切さを選手たちに語りかけ、翌日の3位決定戦では、全員が銅メダル獲得へ向け一致団結。オーストラリア代表に60-52で勝利し、見事、2大会連続の銅メダル獲得を成し遂げました。

時に厳しく、時に優しく、プライベートでは選手にもスタッフにも誰にでも優しく、冗談も言い合える、そんな今の日本代表チームの雰囲気もケビンヘッドコーチ自らが作り出していただき、JWRFのミッションである「障がいがある人もない人も分け隔てなく喜怒哀楽を共有できる瞬間を数多く作り出し続けること」を大いに体現してくださいました。

ケビンヘッドコーチに教えていただいた、車いすラグビーの基礎から戦術など、今あるすべての競技スタイルを構築された功績は、これから先も決して色褪せるものではありません。なによりも、車いすラグビー日本代表を、世界の競合国としっかりと戦えるチームに作り上げていただいたことに、最大限の感謝と敬意をお伝えしたいと思います。

今回、ケビンヘッドコーチが退任する理由ですが、今までのように定期的に渡航し、日本で指揮していくことが体力的に厳しくなってきたことが大きな理由となります。また、本国アメリカで、家族と共に過ごす時間をもっとも大切にしていることもあり、ケビンヘッドコーチよりお話がありました。日本代表チーム、JWRFとして、ケビンヘッドコーチと、たくさんの話し合いの機会を設けて参りました。その話し合いを重ねる中で、最終的に、日本代表チーム、JWRFとして、ケビンヘッドコーチの意思を最大限に尊重し、しっかりと気持ちを受け止めることといたしました。そして、この度、皆様へお知らせする運びとなりました。

ケビン・オアー日本代表ヘッドコーチの経歴

【 国 籍 】アメリカ合衆国
【生年月日】1968年6月29日(54歳)
【指 導 歴】
全米選手権 5連覇(10連続決勝進出) Lakeshore Demolitionヘッドコーチ(1999年〜2003年)
車いすラグビーアメリカ代表ヘッドコーチ(2002年〜2004年)
1999ワールドウィルチェアーゲーム・・・育成チーム(金メダル)
2002世界選手権(銀メダル)
2003ワールドウィルチェアーゲーム・・・育成チーム(銅メダル)
2004アテネパラリンピック(銅メダル)
ウィルチェアートラック競技USAチームコーチ(2005年〜2008年)
車いすラグビーカナダ代表ヘッドコーチ(2009年~2016年)
2010世界選手権(5位)
2012ロンドンパラリンピック(銀メダル)
2014世界選手権(銀メダル)
2015ワールドチャレンジ (金メダル)
2016リオパラリンピック (4位)
車いすラグビー日本代表ヘッドコーチ(2017年〜2023年7月)
2018 世界選手権(金メダル)
2019 車いすラグビーワールドチャレンジ2019(銅メダル)
2021東京パラリンピック(銅メダル)
2022 世界選手権(銅メダル)

ケビン・オアー日本代表ヘッドコーチのコメント

After 6 years of traveling back and forth every month from Alabama to Japan, the miles and time of travel has been very difficult.  This has caused a lot of sleeping difficulty and is now beginning to effect my health.  I have missed many personal occasions with my family due to travel.   For physical and mental well-being, I have decided it is time to resign and leave  to program while it is competing at a very high level.  I feel the team is the best in the world and the time for transition is possible due to the quality of players and staff that are currently involved.  I am very thankful for the opportunity to work with such a great program, I am not the cause for the success but I was able to help bring out the best in what existed.   Japan has taught me so much and I will miss the culture and deep respect for others that is rooted in the people of Japan.  I have never felt like an outsider and have felt like family.

アラバマと日本を毎月往復する生活を6年間続けてきましたが、その移動にかかる距離と時間はとても大変なものでした。これにより、睡眠障害も多く、今では健康にも影響が出始めています。また、渡航により、家族と過ごす時間の多くを犠牲にしてきたことは確かです。身体と心の健康のためにも、私は退任し、今の日本代表が非常に高いレベルで戦っている間に離れることを決断しました。
日本代表チームは世界最高峰だと思っており、現在関わっている選手とスタッフの質の高さから、移行は可能で、そうしたタイミングで私が退任することが適切だと考えました。このような素晴らしいチームで指揮してこられたことにとても感謝しています。私が成功の要因ではありませんが、日本代表チームが元々持っていた力を最大限引き出す手助けをすることはできました。日本代表チームは多くのことを教えてくれましたし、日本の人々に根付いている文化や他人を思いやる気持ちを恋しく思うことでしょう。そうした環境の中で、疎外感を感じたことは一度もなく、私は日本代表チームを家族のように感じています。

後任について

後任の車いすラグビー日本代表ヘッドコーチには、岸 光太郎氏が就任することが決定いたしました。
岸 光太郎氏は、2022年度まで日本代表強化指定選手として現役プレーヤーとして活躍。2012年ロンドン大会、2016年リオデジャネイロ大会で日本代表に選ばれ、リオデジャネイロ大会では初の銅メダル獲得に貢献しました。2022年度末をもって、日本代表強化指定選手を引退しましたが、現在も、クラブチームAXE(アックス)に所属し、クラブチーム選手として活躍しています。
岸 光太郎氏の日本代表ヘッドコーチ就任は、2023年8月1日を予定しております。

岸 光太郎 日本代表新ヘッドコーチの経歴

【出 身 地】埼玉県さいたま市
【生年月日】1971年10月8日(51歳)
【ク ラ ス】0.5
【所  属】AXE(埼玉)選手
【略  歴】
・1998 車いすラグビー競技をはじめる
・2010 世界選手権 日本代表(銅メダル)
・2012 ロンドンパラリンピック 日本代表(4位)
・2016 リオパラリンピック 日本代表(銅メダル)
・2018 世界選手権 日本代表(金メダル)
・2019 車いすラグビーワールドチャレンジ2019日本代表(銅メダル)
・2022 三井不動産 2022 車いすラグビーSHIBUYA CUP(日本代表アシスタントコーチ)

岸 光太郎 日本代表新ヘッドコーチのコメント

この度、車いすラグビー日本代表ヘッドコーチという大役を引き受けることにいたしました。
ケビンヘッドコーチが築き上げた、この車いすラグビー日本代表の戦略、熱い想いを継承し、その教えをベースに、今まで以上に勝ちにこだわる強いチームへ革新をしていきたいと思います。来年のパリ・パラリンピックまで残された短い期間の中で、選手1人1人の個性・スタイルを改めてしっかりと見て、調整し、チームづくりを行います。
目標は、パリ・パラリンピックでの金メダル。その目標に向かって、さらに突き進みます。

車いすラグビーを応援してくださる皆様へ

まもなく行われるAOC大会が、ケビン・オアー氏の日本代表ヘッドコーチとして指揮する最後の大会となります。
ケビンヘッドコーチ体制の集大成として、日本車いすラグビー連盟全関係者が一丸となり、全力を尽くして、パリ・パラリンピック出場への切符を獲得できるよう優勝を目指しています。特にケビンヘッドコーチをはじめ、日本代表選手・スタッフがそのただひとつの目標に向かって集中しております。
AOC大会の7/2(日) 閉会式終了後に、ケビンヘッドコーチより、ファンの皆様へ直接ご挨拶のお時間を設けさせていただく予定ですので、ぜひ、会場へお越しいただければ幸いです。

AOC大会 一般のお客様ご来場に関するお知らせ

2023年6月29日(木)〜7月2日(日)に東京体育館にて開催する「三井不動産 2023 ワールド車いすラグビー アジア・オセアニア チャンピオンシップ」の一般のお客様ご来場に関して、お問合わせが非常に多くなっております内容に関するご回答を下記に記載いたします。
ご来場の際のご参考にご確認いただきますようお願いいたします。

■ 大会入場に関して

本大会の観戦には、入場無料・事前チケットは必要ありません。

■ ただし、下記に該当する場合はそれぞれ、記載のものが必要です

7/1(土)・7/2(日)のみ、アリーナ座席への入場は大会オリジナル赤Tシャツ購入者、JWRFアップサイクルサコッシュ購入者の方限定となりますので、あらかじめご了承ください。

大会オリジナル赤Tシャツは、下記サイトにて販売中です。
・7月1日分 https://www.asoview.com/item/ticket/ticket0000020959/
・7月2日分 https://www.asoview.com/item/ticket/ticket0000020960/

大会に関する情報は、https://www.2023wwr-aoc.tokyo/をご確認ください。

AOC大会 7/1(土)・7/2(日) オリジナル応援Tシャツ販売のお知らせ

2023年6月29日(木)〜7/2(日)に東京体育館で行われる「三井不動産 2023 ワールド車いすラグビー アジア・オセアニア チャンピオンシップ」において、
7/1(土)と7/2(日)の2日間は、大会テーマカラーの赤(ジャパンレッド)を使用した応援Tシャツで埋め尽くします!
こちらのTシャツをご購入いただくと、もれなくアリーナ座席への優先入場が可能となります。
ぜひ、この機会にご購入いただき、一緒に大会を盛り上げましょう!

☆販売サイトはこちら(事前販売期間5/9(火)12:00〜5/31(水)23:59まで)
価格 3,000円(税込)
【販売ページ】
・7月1日(土)用 https://jwrf.official.ec/items/74361425
・7月2日(日)用 https://jwrf.official.ec/items/74361503

【サイズ】
・110cm:身丈44㎝ 身幅33㎝ 肩幅29㎝ 袖丈13㎝
・130cm:身丈52㎝ 身幅37㎝ 肩幅33㎝ 袖丈15㎝
・S:身丈66㎝ 身幅49㎝ 肩幅44㎝ 袖丈19㎝
・M:身丈70㎝ 身幅52㎝ 肩幅47㎝ 袖丈20㎝
・L:身丈74㎝ 身幅55㎝ 肩幅50㎝ 袖丈22㎝
・XL:身丈78㎝ 身幅58㎝ 肩幅53㎝ 袖丈24㎝
・XXXL:身丈84㎝ 身幅64㎝ 肩幅59㎝ 袖丈26㎝

※Tシャツの発送は6月中旬頃を予定しております!あらかじめご注意ください。

※7/1(土)と7/2(日)は、このTシャツ着用以外の方のアリーナ座席へのご入場は出来ません
※入場用のTシャツは両日とも同デザインとなりますが、連日の入場を希望する場合はTシャツを2枚購入する必要がございます
※入場する方全員が着用している必要がございます(膝上の場合は不要)
※6/29(木)、6/30(金)はアリーナ席の入場制限はありません。空席があればグッズの購入がなくても入場(入場無料)いただけます
※「SEAL アップサイクルサコッシュ」をご購入していただいた方へもアリーナ座席へ優先入場をご案内しております。こちらはアリーナ席のこの「応援Tシャツ」購入者エリアとは、別エリアにてサコッシュご購入者専用席を設けております。Tシャツ、サコッシュ両方をご購入された場合、当日のお座席はどちらか一方のお席になってしまいますので、ご購入の際には、予めご了承ください。

◇「三井不動産 2023ワールド車いすラグビー アジア・オセアニア チャンピオンシップ」とは…
2024年に開催されるパリ・パラリンピック車いすラグビー競技のアジア・オセアニア地区から、出場権1枠を決定する非常に重要な大会となります。東京2020パラリンピックのレガシー大会としても位置付け、選手たちの活躍はもちろん、今まで以上に大会企画や演出などを通して、ファンのみなさまにも熱い戦いを観戦していただける環境をご用意する予定です。

大会について詳しくはこちらをご覧下さい→https://www.2023wwr-aoc.tokyo/

4月22日(土)~23日(日)普及大会@兵庫の開催・体験者募集

下記のとおり、関西で活動をしているチーム「WAVES」を中心に、普及大会&体験会を行います。
「車いすラグビーをはじめてみたい!」という方はぜひお越しください!
競技用車いす(ラグ車)は、体験用のものをご用意しています。
 
日程 2023年4月22日(土) 10時~17時頃(予定)
      4月23日(日) 10時~15時頃(予定)
   *実施時間は変更になることがあります。

場所 総合リハビリテーションセンター 障害者スポーツ交流館 アリーナ
   (兵庫県神戸市西区曙町1070)

注意事項
*四肢に障害のある方(頚髄損傷、切断・欠損、筋肉の硬縮 等)が対象となります。
*発熱等の風邪症状がある方は来場をご遠慮ください。

体験をご希望の方はこちらからお問い合わせください
https://jwrf.jp/wp/contact/
*問合せ内容に「4月兵庫普及大会について」と必ずご記載ください。
 

崔洋一監督作品 WOWOW「ノンフィクションW 格闘球技ウィルチェアーラグビー 十二人の戦士と百の言葉」放送のお知らせ

2022年11月27日、崔洋一監督がご逝去の報に接し、日本車いすラグビー連盟一同、心からご冥福をお祈り申し上げます。
崔監督には、2016年にWOWOWで放送されました「ノンフィクションW 格闘球技ウィルチェアーラグビー 十二人の戦士と百の言葉」というドキュメンタリー番組を製作していただきました。
当時、世界4位だった日本代表が、リオ・パラリンピック本大会出場の切符を手にするまでの半年間の軌跡を追いかけた作品で、熱心に色々な大会に足を運んでいただき、取材をしていただきました。
当時の選手やスタッフも、崔監督の熱心な取材に自然と心を開く事ができ、普段、見せることのなかった素顔までを引き出していただき、非常に熱い気持ちになったことを思い出します。
「記録を超えて記憶に残る作品を」
と崔監督の言葉にあった通り、その作品は今もなお、当時の選手、スタッフたちの記憶に強く残り続けています。
リオから東京へ、そして2024年はパリへ。車いすラグビー日本代表は今もなお、あの時の熱い気持ちを忘れずに、ゴールドを目指し、日々練習を続けています。
あの時よりもさらに思いが強くなった今の日本代表も再び崔監督に見てほしいと願っておりましたが、それが叶うことがなくなってしまったことは本当に残念です。
崔監督に撮っていただいたこの作品は、車いすラグビーにとって大きな宝物です。
このような素晴らしい作品を作り上げていただき、そして、世に送り出していただき本当にありがとうございました。

2022.12.2
一般社団法人日本車いすラグビー連盟 一同

WOWOW「ノンフィクションW 格闘球技ウィルチェアーラグビー 十二人の戦士と百の言葉」放送のお知らせ

WOWOWにて、崔洋一監督追悼番組として、2週にわたり追悼企画を放送いたします。12月18日(日)午後3:00より、2016年に製作・放送された「ノンフィクションW 格闘球技ウィルチェアーラグビー 十二人の戦士と百の言葉」の再放送が決定いたしました。リオパラリンピックを目指し、当時世界ランキング4位だった日本代表を崔監督が密着取材。当時の選手やスタッフの言葉のひとつひとつを丁寧に取り上げてくださったとても熱い作品です。ぜひ、ご覧いただければ幸いです。

◆番組名:ノンフィクションW「格闘球技ウィルチェアーラグビー 十二人の戦士と百の言葉」
◆初回放送 2022年12月18日(日)午後3:00〜  WOWOWプライム・オンデマンド

◆放送内容(WOWOW HPより)
車いす同士が激しくぶつかり合い、コート上に人間模様が色濃く表われるウィルチェアーラグビー。リオパラリンピックでメダル獲得を狙った日本代表に映画監督・崔洋一が密着。
数あるパラスポーツの中でも“最も激しい競技”といわれるウィルチェアーラグビー。選手は障がいの程度に合わせ0.5~3.5点の持ち点が与えられ、1チーム4人の合計が8点以内と決められている。従って試合における各選手の役割は異なり、ボールのないエリアでの攻防を含め、体力的戦術的に高い能力が求められる。
日本代表は、パラリンピック・アテネ大会8位、北京大会7位、ロンドン大会4位。オーストラリア、カナダ、アメリカの世界3強に割り込み、リオでメダルを狙える位置にいる。
約半年にわたり選手に密着したのは、映画監督・崔洋一。これまで自身の作品を通して常にアウトローを描いてきた彼は、コート上に選手たちの人間模様が色濃く表われる同競技に数年前から興味を持ち、番組化を熱望。ウィルチェアーラグビーの競技としての迫力・魅力はもちろん、選手・関係者たちの言葉を丁寧に拾いながら、人間像に迫る。(2016年製作・放送分)

◆番組紹介HPはこちら https://www.wowow.co.jp/detail/107802

年末年始休業のお知らせ

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
誠に勝手ながら、当連盟では下記の期間を年末年始休業とさせていただきます。
本サイト・メール・お電話でのお問い合わせは、
2023年1月5日(木)以降の対応になりますこと、あらかじめご了承くださいませ。

ご不便をお掛けいたしますが、何卒宜しくお願い申し上げます。

休業期間: 2022年12月28日(水)~2023年1月4日(水)

2023 WWR アジア・オセアニア チャンピオンシップ 東京開催決定!

2023年度のアジア・オセアニア チャンピオンシップの東京開催が決定いたしました!!

JWRFでは、2月より招致活動を行なってまいりました。そして本日、5月6日にWWR(ワールド車いすラグビー)より、東京での開催を正式に決定するとの通達がありました。WWR アジア・オセアニア チャンピオンシップは、2024年に開催されるパリ・パラリンピックのアジア・オセアニア地区から出場権1枠を決定する非常に重要な大会となります。東京2020パラリンピックのレガシー大会としても位置付け、今まで以上に大会企画等も通して、ファンのみなさまにも熱い戦いを観戦していただける環境をご用意する予定です。

なお、出場チームについては、2023年初旬に決定予定です。

【大会概要】

  • 大会名:2023 WWR Asia-Oceania Championship
    (日本語表記) 2023 ワールド車いすラグビー アジア・オセアニア チャンピオンシップ
  • 日 程:2023年6月29日(木)〜7月2日(日) 計4日間を予定
  • 場 所:東京体育館(〒151-0051 東京都渋谷区千駄ケ谷1-17-1)
  • 参加チーム:日本代表チーム、及び4〜6カ国チームを予定

 

東京都「令和4年度 国際スポーツ大会誘致・開催支援事業」の支援が決定

また、本大会開催に向けて、東京都 様より「令和4年度 国際スポーツ大会誘致・開催支援事業」の支援が決定いたしました。本事業は、東京都が、東京都内で国際スポーツ大会の開催を予定している団体に対し、その誘致活動並びに開催に係る経費の一部の支援などを通じ、国際スポーツ大会の誘致・開催を促進し、東京のスポーツ振興及び国際プレゼンスの一層の向上に寄与することを目的として実施するものです。

 

【日本車いすラグビー連盟理事長 髙島 宏平 コメント】

この度、2023年に開催されるアジア・オセアニア チャンピオンシップの招致が決定いたしましたことをご報告させていただきます。

2023 ワールド車いすラグビー アジア・オセアニア チャンピオンシップは2024年に開催されるパリ・パラリンピックのアジア・オセアニア地区の出場権を決定する非常に重要な試合です。

日本代表チームは、2024パリ・パラリンピックでの金メダル獲得を目指して日々強化活動に取り組んでおり、まずはこのアジア・オセアニア チャンピオンシップで長年のライバルである強豪オーストラリアをはじめとするアジア・オセアニア地区から出場する国に勝利し、1枠しかないパリへの出場権を獲得する必要があります。

一試合一試合が非常に重要となる本大会では、どの試合も熱く、手に汗握る試合が展開されます。

日頃より、当連盟や日本代表チームを応援いただいている皆様に、ハイレベルな車いすラグビーの試合をぜひ間近でご観戦いただき、選手たちへ熱い声援を送っていただくことで会場全体を盛り上げていただければ幸いです。

本大会は、渋谷区様、東京都様の多大なるご協力のおかげで招致が成功いたしました。大会本番に向かって、選手、連盟関係者、日頃支えてくださっている協賛各社様、そしていつも応援してくださる多くの車いすラグビーファミリーの皆様と一緒に、東京パラリンピックのレガシーと呼べる史上最高の大会を創っていきたいと思っておりますので、今後ともご支援のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。

新理事就任のお知らせ

2022年6月11日に一般社団法人日本車いすラグビー連盟の理事会が開催され、任期満了に伴い、下記の通り役員の改選が決議されましたので、お知らせいたします。現任理事4名の退任、新任理事3名の就任により、当連盟の役員は理事6名、監事1名となります。

<役員一覧(任期2022年度〜2024年度まで)>

理事長  髙島 宏平
副理事長 中竹 竜二
理 事  大山 加奈(新・元バレーボール日本代表)
理 事  田村  学(新・元車いすラグビー日本代表/クラブチームBLITZ所属選手)
理 事  廣瀬 俊朗(新・元ラグビー日本代表キャプテン)
理 事  藤縄 道子
監 事  町並 美保

また、新たに就任された理事の方々には連盟の発展にお力添えくださいますよう、何卒よろしくお願いいたします。

(写真正面左側より、町並監事、藤縄理事、髙島理事長、中竹副理事長、廣瀬理事、大山理事、田村理事)